北関東で日帰りで登れる新緑が美しい低山を紹介します。
低山での新緑の時期は4月中旬〜5月中旬です。
春の温かな日差しを浴びながら、新緑の中を歩きましょう!
金山(かなやま)
山城の史蹟と新緑の取り合わせが素晴らしいです!
群馬県太田市にある金山(かなやま)は関東平野に面していて、すぐにアクセスできます。
駐車場も無料で広く、気軽に新緑を見ながらハイキングできます。
ここは、戦国時代に造られた山城の史蹟があり、新緑との取り合わせも最高です。
西矢倉台堀切を過ぎた登山道では、ツツジが綺麗に咲いていました。
新緑とのコントラストが最高です。
山城の面影を色濃く残す大手虎口(おおてこぐち)では、樹木だけでなく、草地も新緑で覆われてとても綺麗でした。
新田神社手前の大ケヤキも新緑が芽吹き生命力が満ち溢れていました。
新田神社手前の石段は段差がきついのですが、ついつい登ってしまいます。
階段を覆うように新緑が伸びていました。
吾妻山(あずまやま)
新緑で覆われた萌黄色の山容が美しいです!
群馬県桐生市にある吾妻山も、関東平野に面していて、すぐに登ることができます。
無料駐車場(50台)がありマイカーでもアクセスしやすいです。
はじめのうちは、ゆるやかな坂道ですが、トンビ岩あたりから、岩が多くなり傾斜が急になります。
三毳山(みかもやま)
新緑の森林の中を、木道でのんびり歩けます。
栃木県佐野市にある三毳山は佐野ICから車で5〜10分でアクセスできます。
道の駅みかもや、みかも山公園南口駐車場もありますが、オススメはみかも山公園東口駐車場です。
斜面に木道が整備されていて、駐車場から西へ徒歩数分で、ゆったりと新緑の森の中を歩き回ることができます。
三毳山にはたくさんルートがあるので、自分の体力に合ったルートを選ぶことができます。
大小山(だいしょうやま)
大小の文字板と岩場!小ぶりな山だけど登りがいがあります。
栃木県足利市にある岩場好きにはたまらない大小山。
標高は282mで小ぶりな山ですが、頂上手前の岩場はそこそこハードです。
周回コースは2時間程度で回れてしまいます。
コースの最初こそは、針葉樹の森をすすみますが標高150mを超えると新緑を見ることができます。
「大小」の文字盤と新緑の取り合わせは、間近出ると圧巻です。
大小山(妙義山)手前の岩場がスリリングです。
下りが大変です。
山頂部も岩が多いです。狭めですが、眺望は360度、眺めは良いです。
筑波山(つくばさん)
聖域らしい針葉樹の深い森と、山頂手前の岩場での新緑のコントラストを味わえます。
茨城県つくば市にある標高877mの筑波山では、登り始めから標高600mあたりまでは深い針葉樹の森の中を進みます。標高700mを超えると広葉樹の新緑が増えてきます。
女体山直下の岩場がゴロゴロしている白雲橋コースの最上部では、新緑と巨石・怪石が相まって見事です。
もちろん、上りきった後の女体山から御幸ヶ原までの山道の新緑も見事です。
弁慶茶屋跡を過ぎてからの岩場が登りがいがあります。
女体山直下の岩場の登山道は、時間により混雑します。
ケーブルカーやロープウェイ利用で、御幸ヶ原を歩くだけの楽しみ方もあります。