あ行

石祠(いしほこら・せきし)石祠とは、石造りの小さな祠のことです。一般的には、神様を祀る場所として建てられ、道祖神や庚申塔、地蔵菩薩などを祀っていることが多いです。
石祠は、神社の末社として建てられることもあります。また、石祠自体が一つの小さな神社として祀られている場合もあります。

か行

軽アイゼン(けいあいぜん)軽アイゼンとは、雪道や凍結した路面を歩く際に滑りを防止するために使用する道具です。登山靴に装着して使用します。
一般的には、6本爪または8本爪のものが多く、雪面をしっかりグリップできるように設計されています。
KLM(けーえるえむ)KMLファイルは、Keyhole Markup Languageの略で、地理空間データをXML形式で記述したファイルです。
KMLファイルには、緯度・経度情報地名写真動画3Dモデルなどの情報を含めることができます。これらの情報は、Google EarthGoogle Mapsなどの地図閲覧ソフトで視覚的に表示することができます。
コース定数コース定数は、登山コースの体力的な難度を示す指標です。総歩行時間、総歩行距離、累積標高差から算出され、1~100前後の数値でコースの体力的難度を客観的に示します1 2.
具体的には、以下の計算式で求められます:
コース定数 = 1.8 ✕ 総歩行時間 (h) + 0.3 ✕ 総歩行距離 (km) + 10.0 ✕ 累積標高差上り (km) + 0.6 ✕ 累積標高差下り (km)
この数値を利用することで、登山計画を立てる際の難易度の目安として活用できます。
10前後: 体力的にやさしく初心者向き
20前後: 一般的な登山者向き
30前後: 日帰り登山の場合、健脚者向き
40以上: 日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要
参考記事:山と渓谷オンライン
コル2つの山の頂上を繋ぐ稜線の最も低い部分を指します。英語では「Col」、日本語では「鞍部(あんぶ)」とも呼ばれます。
登山道は、一般的にコルを通過するように作られています。これは、コルが稜線上で最も登りやすい場所だからです。
ゴルジュ切り立った岩壁にはさまれた峡谷はゴルジュと呼ばれます。フランス語で「のど」という意味。(仏: gorge。のどのように狭くなっているところから)参照:Wikipediaの峡谷の項目

さ行

ジャンダルム(じゃんだるむ)山岳用語としてのジャンダルムは、尾根上の通行を妨げるような突起した岩のことを指します。フランス語で「憲兵」を意味する言葉が由来で、山頂までの道を塞ぐような険しい岩の姿が、兵士の守備隊を連想させることから名付けられたと言われています。
ジャンダルムは、登山道の中でも特に危険な箇所として知られており、高度な登山技術と経験が必要とされます。しかし、その険しさゆえに登頂した時の達成感は格別であり、多くの登山者を魅了しています。
GPX(じーぴーえっくす)GPXファイルは、GPS Exchange Formatの略で、GPS機器で記録された位置情報や標高情報などを保存したファイル形式です。登山においては、登山ルート歩行時間累積標高差などの情報を記録するために利用されます。
GPXファイルは、XML形式のテキストファイルなので、テキストエディタで開いて内容を確認することができます。また、Google Earthカシミール3Dなどの地図閲覧ソフトで視覚的に表示することもできます。
GeoPDF(ジオ ピーディエフ))位置座標が付加されたPDF。
GeoPDFに対応した地図アプリ(Topo Nomadなど)で表示すると、GPS位置情報を重ね合わせて表示させることができ、オフラインでもナビとして利用できる。
周回(しゅうかい)
周遊(しゅうゆう)
周回・周遊コース(巡りコース)は、登山の仕方の一つで、登りと下りのコースを変えて山頂をめぐるものです。登りと下りで景色が変化することが特徴です。
縦走(じゅうそう)縦走とは、複数の山を連続して登り、異なる場所へ下山するコースのことを指します。一般的には、2つの山以上の山頂を繋いで歩くコースを指します。

た行

登山アプリ登山アプリとは、登山に必要な情報を提供するスマートフォンアプリケーションです。
登山アプリは、登山に必要な情報を提供するために、登山地図データを事前にダウンロードすることができ、圏外環境でもGPSによって現在地を正確に把握することができます。
これにより、登山中に道迷いや遭難を防ぐことができ、登山の準備や当日の行動を支援することができます。
主なものに、ヤマレコ、ヤマップがあります。
私はヤマレコを使っています。
トラバーストラバースとは、山の斜面を横断することを指します。山頂を目指すのではなく、斜面を横に移動する技術です。
トラバースは、登山道の整備されていない場所や、岩場を巻く際に必要となる技術です。

な行

は行

ピストン「ピストン」とは、登ってきた道をそのまま下山する登山方法を指します。往復とも同じルートを通るため、周回・周遊コースとは区別されます。
道に迷う可能性が低く、下山時にルートを確認しやすいことがメリットです。
分岐(ぶんき)「分岐」とは、登山道が二方向以上に分かれている箇所を指します。登山道には様々な分岐があり、それぞれ異なる目的地へとつながっている場合や、山頂へのルートが複数ある場合に登山路が分かれている場合などがあります。

ま行

巻く「巻く」とは、険しい箇所や危険な箇所を避けるために迂回することを指します。
また、単純にピークを超えると体力を消耗するため、高低差の少ない迂回路を選択することも指します。

や行

ら行

わ行