GARMINのGPSウォッチepix Pro(Gen2)のバッテリーの持ちが20日〜30日もあって、素晴らしすぎます!必携とは言わないまでも、あるとかなり便利なものです。

GPSウォッチとは?

腕時計にGPSアンテナが内蔵されていて、単体で衛星を補足して、現在位置を確認することができます。

私は、1998年にeTrex SummitというハンディGPSを使い始めて以来、ガーミンのファンです^^;

ガーミン(Garmin)は、1989年にゲイリー・バレル(Gary Burrell)とミン・カオ(Min Kao)博士の2人のエンジニアによってアメリカで設立されたGPS機器メーカーです。
航空業界で最先端のGPSナビゲーション製品をリリースしたことを皮切りに、航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネス市場でトップブランドとして知られています。

epix Pro(Gen2)は、2023年6月から発売されたGPSウォッチです。

GPSウォッチのメリット

手元ですぐに現在位置が確認できる

腕時計なので、手元をちらっと覗くだけで、現在位置が確認できます。

スマホの地図アプリや登山アプリで見る方法ももちろんありますが、岩場などの不安定な場所でスマホを出し入れするのに、少し不安を感じてしまいます。

GPSウォッチなら、さっと画面をこちらに向けるだけです。

スマホを取り出して、画面ロックをはずして、アプリを立ち上げて見るという動作にくらべて遥かに簡単にできます。

登山ルートをあらかじめ読み込ませておけば、手元でルートを確認することができます。

GPSウォッチのデメリット

登山地形図 TOPO10M Plusは別売り

登山ルートが詳細に記され、より登山に特化した地図は残念ながら別売りです。
価格も2万円弱します。

ただ以下のような特徴があるため、購入して使っています。

  • 地元の登山家による最新実踏調査の成果により毎年更新される昭文社発行の「山と高原地図」に国土地理院二万五千分の一地形図データをプラス
  • 昭文社実踏調査登山道のルーティングに対応
  • 国土地理院二万五千分の一地形図の送電線、三角点、堰、植生記号などを収録
  • 約1500の山を収録した「山と高原地図」全冊すべての山域を収録
  • 昭文社独自の調査で情報を整備
    – 参考コースタイムとコースタイムポイント/尾根名データを収録
    – キャンプ場データ(オートキャンプ・野営地を含む)
    – 検索用山頂データ/山小屋、水場、危険箇所、注意箇所
    – その他、登山に役立つ各種情報(登山道(普通、難路、一方通行)、徒歩道、お花畑、展望箇所、休憩所、駐車場、登山届、トイレ、登山コメント等)

登山ルートの読み込みが面倒

現在位置の確認だけでなく、計画したルートのナビとして使いたい場合、登山ルートをあらかじめGPSウォッチに読み込ませておく必要があります。

その手間が煩雑に感じてしまうことがあります。

1ヶ月に1度ぐらいの登山では、手順をすぐに忘れてしまいます。

手順のリストを作っておくと良いです。

スマホの登山アプリなら、アプリ上でルートを作成して、表示させるだけなので、わかりやすく簡単です。

GARMIN epix PRO(Gen2)51mmのサイズ

フェイスサイズは、51mmを選択しました。

少し大きいかな?と心配しましたが、男性がつける分にはちょうど良い大きさです。

Garmin epix pro gen2 51mmと腕、サイズ感
軽さのおかげで、大きさはまったく気になりません

さらに、重量がベルト込みでも、88gと軽いので、邪魔になる感じがしません。

GARMIN epix PRO(Gen2)51mmのバッテリーの持ち

カタログ上は31日となっていますが、少し設定を変えているので、フル充電で27日になります。

GPSをマルチバンドで使用するモードでも38時間持つので、日帰り低山登山で2〜6時間使用するぐらいでは、全く問題なく安心です。

常時表示は、買った最初のうちは設定していましたが、現在はしていません。

常時表示だと10日程度になってしまうからです。

Apple Watchと比べると、バッテリーの持ちが格段に違います。

実際に導入してみた感想

正直、結構、値が張るスマートウォッチです。

それでも、購入してみて良かったです。登山の時のコースの確認で重宝しています。

常時表示はオフにしているので、さっと目の前にかざすと瞬時に表示されるモードにしています。

登山ルートのGPXファイルを、スマホアプリ「Gamin Connect」を介して、登山前にウォッチに読み込ませておき、ルートを選択し表示させておきます。

曲がり角、少しルートの角度が変わるタイミングでも、アラートが音とバイブレーションであり、こまめにルートを気にすることができます。

分岐などで、道を間違えても、すぐに気づくことができます。

Garmin epix pro gen2 navi画面
分岐を間違えたことに気づいて戻るの図

マイナーな低山では、目印となる指標や道跡などが不明瞭の場合も多いです。

また、低山であるがゆえに、地形や目印となる峰や尾根や谷がわかりづらいことがあります。

GPSウォッチに、あらかじめ予定ルートを読み込んでおけば、すぐにルートを外れたことがわかります。

さらに、登山以外の時も、普段の生活や運動や睡眠の記録を取ってくれるので、重宝します。

特に、睡眠の記録を自動で取ってくれるのはありがたいです。

睡眠の深さ、レム睡眠、ノンレム睡眠といった状態の記録をしてくれるので、睡眠の質を把握することができます。

Garmin epix pro gen2の睡眠記録
「レム睡眠が少ないです」とアドバイスも出ます

私は以前、Fitbitの睡眠計を使っていましたが、epixだけで済むようになって助かります。

睡眠時も、時計の重量が軽く、バンドもつけ心地は悪くないので、それほど気になりません。

睡眠グラフをチェックすることで、しっかりと睡眠時間を確保するよう意識が向くので良いです。

購入時、画面がソーラーパネルとなっているfenix 7X Proと、どちらにしようか検討しましたが、画面の美しさ、明瞭さからepix Pro(Gen2)を選択しました。

通常使用で30日間、GPS ON状態で82時間もバッテリーが持てば、日帰り登山が主体の私には、ソーラー充電は必要ないと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

GAMINのGPSウォッチ「epix Pro(Gen 2)は、Apple Watchよりはるかにバッテリーが持ち、機能も豊富です。

Garmin epix pro(Gen2)のフェイス
フェイスのデザインを変えることができるので便利です!

スマホアプリ「Garmin Connect」との接続も良く、トラックの記録も見ることができます。

登山や運動の記録だけでなく、普段のストレスの度合いをチェックしてくれたり、睡眠のスコアを記録してくれたり、ずっとつけていたくなる時計です。